蛍の季節
私の地元では、毎年この時期になると、蛍祭りというお祭りが行われます。
その名の通り、蛍の発生に伴ってのお祭りなのですが、普段はのんびりとした商店街が唯一沢山の人達で賑わう行事です。
その目玉の一つに蛍音頭というものがあります。
町民はこの時とばかりに練習してきた蛍音頭という踊りをお披露目するのですが。
今年は初日、2日目と続いて大雨。
梅雨の時期とも重なるのでこれは毎度の事なのですが、さすがに今回は中止かなと思っていましたが、
なんと雨天決行!!
あの土砂降りの中、みんな雨カッパを着て踊っている写真が次の日の新聞に載っていました。 (タイトルは:雨に舞う!(笑))
個人的に、近頃はそういった行事には全く参加できなくなってしまい、少し寂しい気持ちもありますが、この祭りの一番の目玉はなんといっても松尾峡の蛍ですから、これだけは毎年見には行くようにしてます。
今年は何年かぶりに、家族で見に行きました。
前に家族で見に行ったのは、小学生の時じゃないかと思います。
その時と比べて、順路も整備されて回りやすくなりましたし、ずいぶん人も増えたように思います。
そして、一番違ったのは蛍の数でした。
今年は多いと、聞いてはいたものの、こんなに!?と思う位、
私が今まで見てきた中で、一番多いのではないかという程、沢山の蛍に出会う事が出来ました。
母は、「こんなに多くちゃ返って情緒がない!」と笑い、父は、自分の服にとまった蛍に 「こいつ全然逃げないぞ!」と年甲斐もなくはしゃいでいました。
なぜこんなに大発生したのかはわかりませんが、もし自然が綺麗になってきているのなら、嬉しいです。
ちいさな町で、これからも先も、ずっと守って行きたいものの一つです。
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